クライマックスシリーズ
ぼくはプロ野球が好きなんですが、昨今の「クライマックスシリーズ」(以下CS)というプレーオフ制度については違和感を感じます。昨日、パ・リーグのCSが終了し、シーズン3位のロッテが日本シリーズ進出を果たしました。これで、シーズン1位だったソフトバンクはCSで(それ以前のプレーオフ制度でも)一度も日本シリーズまで辿り着けず。日本シリーズはシーズン1位同士のガチンコ勝負を見たいと思うのはぼくだけでしょうか。
CSの意義はわかっています。ペナントレースで1位が独走してしまうとシーズン終盤の面白みがないとか、プレーオフ制にすればシーズン後も盛り上がるだとか、興行面でいろいろなメリットはあると思います。ただ、プレーオフ制度を設けるのであれば、もっと良い案があると思うのですが。以下、個人的な意見を書かせてもらいます。
まず、両リーグを東西の地区に分けたら良いと思います。東地区、西地区で3チームずつに分ける。セ・リーグなら西地区が広島、阪神、中日で、東地区が巨人、横浜、ヤクルトになる。パ・リーグの西地区は福岡、オリックス、西武となって、東地区は千葉、楽天、日本ハムという感じですか。
で、リーグとしてはそのままで、まず地区優勝を決める。3チームだと少ないかと思うかもしれないけど、リーグとしては以前と変わらないのでそんなに支障はない気がする。地区優勝したチームが戦いリーグ覇者を決めそして日本シリーズへ、という流れ。メジャーのプレーオフ制度に近いですけど、それが一番スッキリするような気がします。
日本シリーズがシーズン3位同士になる、という可能性がある今の制度では「本当の日本一とはなんだ?」って気がします。これが冒頭に書いた違和感につながります。日本一を決める戦いは常に一位同士の戦いである、これはスポーツの大前提ではないでしょうか。どんな競技だって敗者復活が優勝することはないはずです。システムを少し変えるだけでもっと面白くなりそうな気がしますが・・・。
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