今年初めての更新です。というか、何ヶ月ぶりの更新だ?(笑)。
昨日、浜松シティマラソンのハーフの部に参加しました。ハーフマラソンは初めての挑戦で、これまでに10km以上走ったことがなかったので本当に未知の世界でした。結果は無事(?)完走。タイムは2時間12分ぐらいでした。とりあえず完走できてなにより。
昨年末のエコパリレーマラソンからの流れで、週に2、3回のペースで3kmを走ってました。とりあえず日頃から短い距離でも走っておけばなんとかなるだろう、という安易な考えでいたのがそもそも間違いだったと本番で痛感しました。一度でいいから20km走っておけば考え方というかペース配分も変わったと思います。
当日の朝、原因不明の下痢。とりあえず出るものを出し切ってしまえばなんとかなるだろう、と思っていたけどなかなか治まらなった。食べたり飲んだりすると出るという感じなので、なかなかうまいこと栄養と水分が摂取できなかった。これが後半に影響が出るということをこの時はまだ知らない・・・。スタート前にウイダーinゼリーでも飲んでいればまた違ったのかもしれない。
スタートは予想到着タイムを2時間30分にしたので後ろの方。スタートの号砲が鳴ってからスタートラインを通過するまでに1分ぐらいロスしている。ということで、最初の1kmは7分ちょいと出遅れる。あ、ぼくの目標は1km5分のペースで走ること。だから、スタートのロスを取り戻そうと序盤で無理にペースを上げ、調子に乗って遅い人を抜いていったのが最初のミス。
スタートした直後は風が強くて嫌だなあ、と思っていたけど、二俣街道に出てからは暑さにやられた。直射日光と空気が乾燥しているので体の水分がどんどん失われていくのがわかった。そして、最初の給水ポイントが野球場のあたりで、水分補給によって少し体力が回復するが、上り坂でかなり脚に負担が。
自衛隊の外周に突入するあたりで7kmだったかな。その時の通過タイムが36分ぐらいで、ペースはおそらく1kmを5分切るぐらいで走れていた。時折、自分と似たペースの人を見つけては、その人についていくという感じでペースを維持する。まあ、とにかく自衛隊の北側の道は単調だし、向かい風はきついし、もう淡々と走るしかないという感じ。
13kmを通過した時点で1時間5分と、ここで1km5分のペースになっていた。が、13.6km地点の折り返しを通過した直後にガクンと体力がなくなった。両腕が痺れ始め、胃も軽く痙攣している。おそらく脱水症状になっていたと思う。14kmあたりで給水地点があったが給水しても症状は治まらない。そして、15kmを少し過ぎたあたりで「これはやばい」と思って歩くことにした。時計を見ると1時間25分だった。一瞬「完走は無理かな」と思った。時間よりも体力面で限界かな、と。
とりあえず16km付近まで歩いて体力を回復させる。というか、基本的に脱水症状(たぶん)なので水分を摂らないと意味がない。次の給水ポイントは19km地点だったか・・・。ここからは「500m走って500m歩く」という感じを繰り返した。というか500mも走っていたかどうかは定かではないが・・・。他にも歩いているランナーがチラホラいたので「お互いに最後まで頑張ろうぜ」と思う余裕は一切なかった(笑)。
18kmを通過した時に1時間45分ぐらいだった気がする。「確か19km地点での制限時間があったな。それって何分だっけ・・・。120分だったような・・・」。実際は130分だったので余裕はあったんだけど、とりあえず19km地点まで必死で走って1時間55分頃19kmの給水地点に到着。この時はさすがにゆっくりとたっぷり水分を補給した。これによって胃の痛みがほぼ治まった。
残り2kmを30分で走れば(歩けば?)いいので、気持ちは楽になっていたが、脚はもう本当に限界にきていた。100mぐらい走ると太ももかフクラハギが攣ってしまう。でも、ゴール付近は沿道の応援がたくさんいるから、そこら辺はさすがに走りきろうと思っていたけど、トラックに到着してから歩いてしまった(笑)。最後の最後にカッコ悪い・・・。
ということで、無事にゴールし完走となりました。あまりにも限界ギリギリでの完走だったので、ゴール直後は達成感よりも苦しさしかなくて、練習不足と自分の考えの甘さを痛感しました。はっきり言ってハーフマラソンを舐めてました・・・。あとは、ペースを1km5分に設定したのも間違い。自分の力量からすると1kmを6分で走るのが妥当だったと思う。
送迎を妻に頼んでいたので、今どこにいるのかと電話するとまだ家にいるとの返事。どうやら完走すると思っていなかったらしく、リタイヤしたら連絡が来ると思っていたらしい。まったく失礼な奴だ(笑)。
来年はどうしようか悩んでいます。今回は歩いてしまったので、ちゃんと走り続けてゴールしたいので、リベンジを考えています。またあの距離を走るのかと考えると嫌になってくるけど、しっかりと練習をして臨めば大丈夫なのかなという気もします。というか、ハーフという距離を経験したことが一番の収穫かもしれません。というか、今は脚の痛みを治すのが優先ですけどね・・・。
完走できた人もできなかった人も本当にお疲れ様でした。
また来年会いましょう!