NBA開幕!

とおりすがり

2009年10月29日 10:04

 いやー、ついにNBAの09−10シーズンが開幕しました。パチパチパチッ(拍手)。ここ数ヶ月間、ぼくのバスケモードは完全にオフになっていたけど、これでまたバスケモード突入ですね。で、NHKBSではさっそく開幕戦を放送してくれました。対戦カードはセルティックスとキャブス。あれれ、ぼくはてっきり昨季王者のレイカーズ戦を放送してくれると思っていたのに残念。だけど、セルティックスとキャブスのゲームもなかなか見応えがありました。

 開幕戦とあって、プレシーズンマッチ等を経て臨んでいるんだけど、まだまだ調整段階といった感じがしますね。ぼくのなかでは、まだ昨季のプレーオフの激闘の余韻が残っていて、レギュラーシーズンの1試合目っていう感覚はなんだかピンとこない部分もあったりして。全82試合の1試合目。負けてもまだ81試合ある(笑)。だけど、開幕戦でうまく勢いに乗れば序盤戦で優位にたてるということもありますから、やっぱり重要なゲームなんですよね。

 昨日のセルティックスとキャブスのゲームの見どころは、セルティックスはラシード・ウォレスが加入し、キャブスは優勝請負人ことシャックが加入したこと。セルティックスはロンド、アレン、ピアース、ガーネット、パーキンスという不動のスターターにベンチからウォレスが出てくるという布陣。ウォレスはアレン、ピアース、ガーネットをうまくカバーしてくれる印象ですね。一方のキャブスは、シャックをスターターに起用し、昨季までスターターだったイルゴースカスがベンチスタートに。インサイドが弱いチームとの対戦だとレブロンとシャックのコンビは暴れまくりでしょう。ただ、セルティックス相手ではそうはいかなかったみたいですが。

 ゲームは1Qこそセルティックスが大量失点を喫してしまったけど、その後はいつもどおりに相手をロースコアにもちこみ、セルティックスが勝利。セルティックスは“ビッグ3”と言われてから3シーズン目となり、チームとして本当に円熟期に達しているという印象。これに新しく加入した選手が絡んでくれば間違いなく優勝候補筆頭です。ただ、昨季みたいに終盤に怪我で離脱するベテランが出てくると苦しいかな、とも思う。チームのエースはピアースだけど、攻守のバランスを維持するにはガーネットが絶対に必要かな、と。

 キャブスはシャックが加入して、攻撃のバリエーションが増えたと思うけど、やっぱりメインはレブロン。生きるも死ぬもレブロン次第というチーム状況は前と変わらないので、今の段階ではキャブスの優勝はないと言い切れますね。キャブスは前からターンオーバーの多いチームだと思っていたけど、そこらへんがチームケミストリーがいまいちだなぁと感じる部分でもあります。だけど、モーとかアンソニー・パーカーとか他にも能力のある選手がいるので、安易に優勝候補から外すのは軽率かもしれませんが。

 さて、我が(?)レイカーズですが、開幕戦は勝利したようで安心しました。早くロン・アーティストのプレイが見たいです。が、レイカーズ戦が見れるのは早くても11月14日みたいなんで、それまでヨダレを垂らして待ちつづけましょう(笑)。全勝でそこまでいってくれるとうれしいですね。開幕戦ではガソルが怪我で欠場しても勝ててますから。次のゲームからはガソルも出場するそうで、正直どこまで連勝してくれるのか楽しみですね。早く見たい!。

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