ヒート2連覇達成!

とおりすがり

2013年06月23日 16:53

 いやー、やっぱり第7戦を勝利したのはヒートでしたね。第1Q終了時はヒートが2点差リード、前半終了時も2点差でヒート、第3Q終了時は1点差でヒート、といった感じ終盤まで大接戦。最後の最後までどっちに転ぶかわからない展開だったけど、スパーズは最後の最後にミスが出てそれが勝敗の分かれ目となってしまった。

 ヒートはレブロンが37得点4アシスト12リバウンドとチームを牽引。この試合でレブロンは3ポイントを10本放って5本成功。3ポイントと言えばプレーオフで不調だったバティエーがこの試合では8本中6本成功で18得点と、レブロン以上にチームに貢献したと言えますね。チーム全体でも3ポイントを32本放っている。

 逆にスパーズは3ポイントはチーム全体で19本放って6本成功と低調だったけども、ペイント内の得点ではヒートの24得点に対してスパーズは48得点とペイント内では圧倒している。ヒートがアウトサイドに頼りすぎなオフェンスをしているのに対してスパーズがインサイドを主体に攻めていたので、ぼくは終盤まで競っていけばスパーズに分があると思っていたんだけどね。

 やっぱりスパーズはターンオーバーが多すぎるね。第7戦でも15個のターンオーバーを犯している。そんなにターンオーバーをするチームじゃないと思っていたんだけど、このファイナルではちょっと多過ぎたね。最後にジノビリにターンオーバーが出てしまいジ・エンドというように、またもやジノビリがチーム最多となっているのが痛い。

 スパーズは第6戦で勝ちきれなかったことでこういう結果になってしまったと言える。まあ、あそこでしっかりと逃げ切れていれば優勝が決まっていたわけだし。それでも集中を切らさずに第7戦も最後までしっかりと接戦に持ち込めているあたりはスパーズのチーム力を感じる。ジノビリが来シーズンもスパーズにいるかは微妙みたいだけど、リベンジするつもりで来シーズンも同じメンバーで戦って欲しいなあ。

 ファイナルのMVPはやっぱりレブロンですか。ぼくはウェイドだと思うけどなあ。ちょっとウェイドとレブロンのファイナルでの成績を比較してみましょう。ファイナルの1試合あたりの平均でレブロンは25.3得点7アシスト10.9リバウンド、ウェイドは19.6得点4.6アシスト4リバウンドですか。あー、数字だけ見るとレブロンのぶっちぎりだね。

 だけど、ヒートのオフェンスで特に前半を支えていたのはウェイドだと思うんだよね。レブロンはゲーム終盤ばかりでしょ。あー、でもゲーム終盤のほうが大切か。でも前半で点差がついちゃうと一方的な展開になるからね。どっちもどっちだな。ということは、やっぱりスタッツが上の方がMVPに相応しいということなんでしょうね。それにしてもビッグ3の一角、ボッシュはもはやビッグ3とは言えないような気がするけど(笑)。第7戦みたいな重要な一戦で無得点って・・・。

 これでヒートは2連覇を達成。そしたら必然的に次はスリーピート。レブロンとしてはジョーダンやコービーに追いつくために、是が非でもスリーピートを達成したいだろうし、もう二度とあるかないかのチャンスだからね。まー、でも来シーズンは厳しくなると思うけどね。ペイサーズあたりがヒートの3連覇を阻止しそうな気がするけどね。

 ファイナルが始まる前に「4勝1敗でスパーズ」と予想したけど見事にハズレましたね。カンファレンスファイナルでの両チーム戦いぶりを見て予想したんだけど、ファイナルでは思っていた以上にスパーズのミスが多かった。そういう部分を含めての予想ができなかったということで、まだまだぼくも甘いですね(笑)。また来シーズンから試合を見て勉強したいと思います(笑)。
 

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