日本バスケの火は消えたのか?
今月2度目の風邪をひいてしまい、完全にグロッキーです。なので、夏休みの後半は体調不良にてダウンしてました。しかし、最近よく風邪をひきます。まあ、原因のほとんどが子供から移されることが多いので、こればっかりはどうしようもないですけど。つーことで、子供はふたりとも鼻水ダラダラ状態。夏の風邪がキツイのは、室内はエアコンが効いていて過ごしやすいとはいえ、一歩外に出たりすると灼熱で、その温度差が弱ったカラダにさらにダメージを与えるんですよね。まあ、ずっと寝てればいいんですが、そうもいきません。
さて、バスケのアジア選手権ですけども、初戦の韓国戦だけしかブログで書かなかったけども、イラン戦以外は日本の戦いは全試合見ました。さすがに、フィリピンにあの内容で負けたのはショックでしたね。スリランカには大勝したとはいえ、8位決定戦ではスリランカ戦の結果は持ち越しされずで2連敗スタートでしょ。でイランには大敗。次のクウェートには勝って望みをつないだものの、エースが早々にファールトラブルとなった台湾に敗戦で8強に入れず。UAE戦は終盤に突き放して勝利したものの、9位決定戦のカザフ戦は終盤に逆転されて、結局今大会を10位で終えた。10位は過去最低らしいです。
日本の敗因は、東アジア選手権を率いたホッブスHCが体調不良でチームから離脱したことと、アジア選手権前のジョーンズカップでコンディションを崩した選手が多数出てしまったことでしょうか。桜井選手や柏木選手、折茂選手など主力級の選手がまともにプレイできなかったことが影響していると思うけど、もっと元気な選手と入れ替えできなかったものかと思う。まあ、主力のメンバーを安易に替えることなど出来ないとは思うけど。また、正中選手が最後まで登録できずに出場できなかったこともあるし。最後の2試合はポイントガードが五十嵐選手だけっていう異常な事態
でした。
まあ、それ以前に、日本は「集中する」ということが1試合もつことがない、と感じた。踏ん張れないというか。オフェンス、ディフェンスともに他の国よりも単調というか、オプションが少ない気がした。倉石HCになってから時間が少ないということもあるけど、メンバーは変わらないわけだしね。ファンダメンタル(基本)がしっかりしていないということなのかな。基本がしっかりしてないから時間が経つにつれて軸がぶれ始める。同じ東アジアの韓国や台湾を見ると「こりゃ、日本は置いてかれるぞ」と思った。なんつーかな、選手の動きの質もそうだけど、ボールの動きの質も違うんだよね。そのあたりはジャーナリストが誌面で解説してくれるんじゃないでしょうか。
中東が台頭してきた理由としては、もともと能力がある選手が多いけど技術がなかったチームを、欧州から技術力のあるコーチを招聘してレベルアップをしていった、とジャーナリストのブログに書いてあった。じゃあ、日本は今後どうしていけばいいのか。たぶん、技術力はそこそこあると思う。勤勉やチームワークもある。欠点は身体能力やフィジカルの部分。身体能力は伸ばすことは難しいにしても、フィジカルは鍛えることができる。前回のアジア選手権と今回のアジア選手権はどちらも日本人HCが指揮をして結果を出せなかった。やっぱり、日本も長期的に海外のコーチを呼んで“外の血”を入れないとダメだろうね。日本人ばっかりでは馴れ合いになってしまうから。
しかし、今回の結果を受けて、また数年はバスケ界が盛り上がることはないだろうね・・・。ブザービートもバスケ系スポ魂ドラマではなく恋愛ドラマだったし(笑)。
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