今日行われたレイカーズとジャズのウエスタンカンファレンスセミファイナル第6戦はジャズのホームで行われ、レイカーズが108−105で勝利。レイカーズはシリーズの通算成績を4勝2敗とし、カンファレンスファイナル進出を決めた。
同じく今日行われたセルティックスとキャブスのイースタンカンファレンスセミファイナル第6戦はキャブスのホームで行われ、キャブスが74−69で勝利。また、昨日行われたホーネッツとスパーズのウエスタンカンファレンスセミファイナル第6戦はスパーズのホームで行われ、スパーズが99−80で勝利。両対戦とも通算成績を3勝3敗のタイとし、カンファレンスファイナル進出の行方は第7戦までもつれることになった。
レイカーズはジャズのホームで勝利したか〜。気持ちいいね!なにしろジャズはホームではかなり強かったからね。でもぼくは第6戦はレイカーズが勝つと予想していた。まあただの勘だけど。
レイカーズはコービーが34得点6アシスト8リバウンドとチームを牽引。ジャズはこのシリーズを通じてガソルとオドムをわりと抑えているようだったけど、コービーだけは抑えられなかったようだね。
このゲーム、ジャズはリバウンドで圧倒(ジャズ52、レイカーズ33)しながらもFG%が悪かった。オフェンスリバウンドを見るとジャズは20、レイカーズは5とセカンドチャンスは圧倒的にジャズが多かったようだけど、FG%がジャズ38%、レイカーズ50%と明暗を分けた。
レイカーズは3Qまでに86−70と16点差をつけながらも、4Qは22−35と最終的にジャズに3点差まで追い上げられている。これがジャズのホームでの底力だろうね。オーバータイムになろうものならジャズが勝利していた可能性は高いから本当に逃げ切れてよかった。
セルティックスとキャブスのゲームはJスポーツの生放送を見た。このゲームの注目はセルティックスがアウェーで勝てるのか、ということだろう。レギュラーシーズンではホームだろうがアウェーだろうが高い勝率をおさめたセルティックスだったけど、プレーオフに入ってからはホームで全勝、アウェーで全敗とわけのわからんことになっている。
ゲームは1Qから両チームともに重苦しい雰囲気。1Qが18−18というスコアからもわかる。2Qの終盤にキャブスがちょっとリードし、デロンテ・ウエストの3ポイントブザービーターがセルティックスに重くのしかかる。
3Qに入ってからレブロンの3ポイントなどで一気に点差が開く。一時確か16点差ぐらいまで開いたと思った。流れが変わったのはウエストのオフェンスファールから。大量リードしながら必要のない場面でのオフェンスファールにぼくは流れが変わるならここだと思ってみたいたら本当にこのプレイからセルティックスに流れがきて、一気に3点差まで点差を縮めた。が、逆転するまでには至らず。このゲーム、セルティックスはインサイドで苦戦するシーンが多く、ガーネットとピアースのミドルシュート、エディ・ハウスの3ポイントでなんとか喰らいついているという感じだった。
ということで、セルティックスはまたアウェーで敗戦。セルティックスのオフェンスを見ていると、ビッグ3と言われるピアース、ガーネット、レイ・アレンのシュート力を活かしたセットオフェンスっていうのが確立されていないと思うんだよね。ディフェンスでふんばって、個人技で点を獲るみたいな。レイカーズとかホーネッツとかスパーズみたいにオフェンスの形が無いチームだね、セルティックスは。チームのFG%が低いというのもわかる気がする。
第7戦は、これまでの流れでいくとホームのセルティックスが勝利することになるはずだけど、さてどうだろうか。いや〜、セルティックスに勝って欲しいんですよ。絶対にホームで負けて欲しくない!
ホーネッツとスパーズのゲームはBSの録画放送を見た。ホーネッツとスパーズともにホームで負けたことがなく、第6戦はやっぱりスパーズなのかな〜と思って見ていた。というか、このシリーズは第7戦までもつれて欲しいという思いもあった。何故かというと屈指の対戦カードじゃん(笑)。
スパーズは1Qで36−24と大量リードを奪ったことが勝因だろうね。これで優位にゲームを進めることができた。ホーネッツは2Qで点差を詰め、前半を51−58で折り返し追い上げムードだった。しかし、3Qにクリス・ポールがオフェンスファールを2連発、ウエストもディフェンスファール2連発に続いてオフェンスファールと、チームの大黒柱のふたりがファールトラブルに陥ってしまう。ホーネッツは結局3Qは12点しか獲れず失速。
スパーズはなんと言ってもジノビリ。3ポイントが6/9とアウトサイドシュートが絶好調で25得点。スパーズはチーム全体で見ても3ポイントが11/21と高確率だった。
ホーネッツのクリス・ポールはひとり気を吐き21得点8アシスト。チャンドラーとのアリーウープの競演も2、3度あったかな。しかし、ホーネッツはクリス・ポールにウエストやストヤコビッチが絡んでこないと勝てないね。第5戦で38得点だったウエストがこのゲームでは10得点。ストヤコビッチは1Qの序盤こそ存在感を見せたけど、そのあとは沈黙。ボウエンのディフェンスに手を焼いている。
この対戦も流れ(ともにホームで全勝)で行くと、第7戦はホーネッツの勝利となるが、経験の差から言うとスパーズが有利な気がする。後がない戦いで普段どおりの戦い方ができるかどうかは、やっぱり経験の差がでてくると思うし。
これで、カンファレンスファイナル進出を決めているのがピストンズとレイカーズとなり、残りの2枠は第7戦で決まることになった。つーか、セルティックスとキャブス、ホーネッツとスパーズの第7戦は両ゲームとも生で見たいね。なんかすでにファイナルのような緊張感があって、この緊張感がタマラナイ。今、Jスポーツのホームページを見たら、セルティックスとキャブスの第7戦を月曜日の早朝に生放送するってさ!絶対に見るじゃん。そしたら、ホーネッツとスパーズの第7戦も放送してください!お願いします!