週末にWR250Xに付いているAIS(エアーインダクションシステム)の撤去作業を行いました。AISについて簡単に説明すると「排気ガスに空気を送り込み、再燃焼させることで浄化を図る」装置なんですね。ソレノイドバルブにより開閉制御しているんだけど、このソレノイドバルブが「カチカチ」とウルサイんですよ、ぼくのWRは。
上の写真の中央にあるのがAISです。細い金属パイプがくっついているヤツ。金属パイプはシリンダーヘッドの排気ポートに繋がっていて、反対側はエアクリーナーボックスにホースが繋がっている。作業としては金属パイプを取って、ホースを抜きとってやると終わりなんで簡単な作業です。が、AIS本体をステーから取るのと、ホースを結束バンドから抜き取るのがちょっとした力技かも。
で、上の写真が取ったAIS。取る前は「よし!取るぞ!」って気合い入っていたのに、いざ取ってしまうと「こんなもの本当に取っちゃって大丈夫なの?」って気がしてきた(笑)。
シリンダヘッドにはメクラをします。これはナップスで買いました。こんなんで3150円もします。これを寸法を測定し図面化しておけばあとは会社の同僚があっという間に作ってくれる。これで商売できる?できねーよ!(笑)。
さて、作業を終えてエンジンを掛けてみる。んー、別に何の変化もない(笑)。ん、ちょっと待てよ、排気ガスが明らかに臭くなってる・・・。いけないことをしているような(笑)。そして近所を走ってみる。なんとなくエンジンのレスポンスが良くなっているような気のせいのような(笑)。まあ、大差ないレベルだと思う、だぶん。
ソレノイドバルブのカチカチという音がしなくなったのは良いんだけど、それだけならばまたAISを取付けようかなとも思いますね。だって、環境に良くないじゃん!。それよりも相変わらずスロットルを全開にした後のエンブレでのビビり音のほうが気になる。いい加減、精神的によくない。
あとはEXUPの調整もしてみた。以前もやったんだけど、そのときはサービスマニュアルがなく適当にやったんだけど、どうもこれが間違っていたらしい。今回はちゃんとサービスマニュアル見て確認すると、どうやらワイヤーを張り過ぎていたみたい。やっぱ自己流はダメですね(笑)。
つーことで、AIS撤去作業は微妙なものとなりました(笑)。性能的に考えたんだけど、エンデューロレースで活躍している鈴木健二選手のWR250RはAIS付いたままなんだよね。雑誌の写真で確認しました。つーことはAISは性能的には特に撤去しても意味ないよね。だったらまた取り付けたほうが良いよね、地球環境を考えると。あー意味ね~。