フェニックス、痛い連敗

とおりすがり

2008年11月24日 10:01

 フェニックスは先週の金曜日、土曜日に旭川市総合体育館で高松ファイブアローズとの2連戦を行った。金曜日は73−79で敗戦、土曜日は101−102と惜敗しここにきて初の週末連敗となった。この2試合ともペッパーズが不在だったらしく、特に金曜日の試合では得点が今までになく低調なものとなってますね。それでも土曜日は100点ゲームだったのでペッパーズ不在の中でうまくオフェンスを立て直してきたのではないでしょうか。でも相手に100点ゲームされては元も子もないですが・・・。

 試合後の中村HCのコメントを見るとチームの方向性がまだ確立されていない様子がわかる。土曜日の試合後は「ペッパーズの不在と、スンの故障が痛かった。ガーデナーのシュートがもう少しあっても良かったが、エリスが安定してきたのは良かった」と言いながらも、日曜日の試合後は「どこかでペッパーズがいないことでチームに仕方がないという気持ちがあったかもしれない」とコメントしていて、チームの中心を誰にするか決めかねているように思える。孫選手なのか、ペッパーズ選手なのかエリス選手なのか。これまでダメだと言いながらもガーデナー選手を頼った発言をしたり。

 まだ1年目で開幕してから12試合しかこなしていないから仕方ないところだけど、この連敗を見ると今シーズンのプレーオフ進出はちょっと厳しいかなあ、と思う。昨シーズンのオーエスジーがシーズンの途中から11連勝で一気に首位争いに加わった勢いがフェニックスにもあるのか。現在は6勝6敗で勝率5割。あと8試合を消化してみて勝率が5割をキープできていればどうかってとこだろうね。要はこれ以上、週末のカードを連敗しないことだね。つーか、次のホームゲームのときに上位争いをしていれば面白い!。ということは、今週末連勝せなアカンっちゅーことですけどね。

 最後に静岡新聞のHPから。「プロバスケットボールbjリーグ「浜松・東三河フェニックス」の前身チームを運営していた切削工具製造の「オーエスジー」(豊川市)が18日、浜松市に1000万円を寄付した。大沢輝秀会長が市役所に鈴木康友市長を訪ね、「スポーツ振興で浜松の活気づくりに役立ててほしい」と目録を手渡した。
 大沢会長は、金融不安の中での会社経営の厳しさに触れた上で「スポーツ振興も、どういう手を打つか具体策を出すのが難しい。行政の手腕が問われる」と指摘。ことし誕生したフェニックスについては「ぜひ浜松で育ててほしい」と期待を込めた。
 同社の創立70周年を記念し、浜松市のほか豊川、豊橋、新城市など“地元”の自治体に計5000万円を寄付した」(静岡新聞、11月19日付)

 1000万円寄付、太っ腹です(笑)。でも、この1000万円を浜松市がどのように使うのか気になるところですね。まあ、フェニックスの知名度を上げるためのPRとかに使うのが妥当なところじゃないですかね。ラッピングバスとか(すでにある?)、パブリックビューイングを市内何ヶ所か設けるとかやって欲しい。あと大沢会長が「ぜひ浜松で育ててほしい」というコメント、気になりますね。ということは、将来的には「浜松フェニックス」でOKってことなのでしょうか。そのためには浜松市の一般市民にもっとフェニックスが浸透する必要があるけど、いまんとこイマイチなんで「浜松フェニックス」にするためにはもっと時間が必要でしょうね。

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