社内でプロジェクトが始まった。どこかの経営コンサルタントと契約し、「2年間で労働生産性を30%向上、在庫を30%削減させる」というのが目標らしい。そしてぼくは生産性の向上の方のプロジェクトのメンバーに選ばれた。今回のプロジェクトは若手を中心に構成され、選ばれたメンバーのほとんどは事前に社長と面談をしている。もちろんぼくも社長と面談をした。
社長との面談で「今の自分の状況を正直に話せ」と言うから、「自分が今やっている成形金型の設計という業務は年々仕事量が減ってきている。正直に言って10年後の自分が見えない」と言ってやった。社長は「若い人にそんなことを言わせてしまって悲しい」と言っていたが、組織を管理する立場の人間がもっと現実を把握していればこういった事態にはならないと思うんだけど。
面談でネガティブな意見を言ったので「プロジェクトのメンバーには選ばれないかもな」と思っていたけど、実際はサブリーダーあたりのポストに選出されてブイブイ言わせたいと思っていた(笑)。
それから2週間後ぐらいに面談を受けた若手が集められ「ここにいるメンバーが主体になってプロジェクトをやっていく」と社長から説明があった。ぼくは「支援メンバー」という組織図で見るとわりと上の方のポジションに任命されたが、蓋を開けてみるとただの「お手伝い係」であった(笑)。
冒頭でも書いたが、ぼくの所属しているプロジェクトの目標は生産性を向上させること。各職場の生産性を見るにはまず各作業者の作業日報を集計していかなくてはならない。当初は集計するフォーマットが決まっておらず、それぞれの職場で好き勝手に集計してはデータとして扱い難い。「ならば!」と自分なりにエクセルで集計表を作成してみた。普段、エクセルの関数など使ったことがないので、フォーマットを作成するのに1週間もかかったが、完成度は90%程度の出来・・・。
フォーマットを作成したのはいいが、今度は各職場にそれの使い方を説明しなくてはならず、それが現在まで続いていて実務どころではなくなっている。というか、日報を集計する以前に、労働生産性について理解できないメンバー(各職場のリーダー)が多く、そのこともなるべくわかりやすく説明しているけど、自分がある程度理解できているのは過去に中小企業診断士の勉強をしていたからだろうな、と思う。挫折したけど(笑)。
今回のプロジェクトについて知識を深めるために「IE(生産工学)」と「統計学」の勉強を始めた。どちらについてもまだほんの少しかじった程度なのでなんとも言えないが、間違いなく今回のようなプロジェクトには必須の分野だと思う。統計学は以前から気になっていただけに、勉強を始めるちょうどいいきっかけになった。統計学をマスターしてどんなデータでも扱えるようになったら最高だと思う。
つーか、FP2級は合格してその後・・・(笑)。
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