電験3種を振り返る①「参考書選び」

 今日は午後から有給休暇をもらって「第3種電気主任技術者免状交付申請書」を発送してきた。手数料の払込や住民票の取得などがあるので会社を休まないと処理できない。これがもし会社で必要としている資格だったら「仕事時間中に行ってきな」となるはずなんだけど、うちの会社は電気主任技術者ってものにピンときてないから仕方がない。キュービクルが2基あるっつーのに。まあ、保安協会まかせなので仕方ないかもしれないけど。

 さて、これからしばらく電験3種合格までの道のりをエッセイ風に書いていこうかなと思う。アドバイスなんて書くと「上から目線」的な感じになってしまうけど、それでも誰かの参考となればいいかな、と。

 まずは参考書選び。ネットでいろいろ調べてみたけど「これだけシリーズ」が良いということで4科目分買った。ネットでの評価も大事だけど、本屋さんで実際にパラパラと読んでみることが何より大事。パラパラと読んでみて「これなら読み進めることが出来そうだな」というものを買わないと、「なにがわからないのかわからない」状態になる可能性が高い。「これだけシリーズ」は本屋でパラパラと読んでみて「これなら読めそう」と感じた。

 これだけシリーズの特徴は各項目ごとにまず問題が提示され、その問題の解き方に沿ってその項目の解説がされていくといった構成になっている。最初は「解説が先で例題は最後に解くものだ」という先入観があったので「いきなり問題」というものに抵抗感があったりもしたが、よくよく考えると、どんなことでも「例題」を解きながら知識を深めていくほうが理解が早い。「これだけシリーズ」は尚且つ文章が読みやすいので素人ににはもってこいの参考書だと思う。

 ただし、わけのわからない挿絵はあまり意味がない気がする。箸休め的なものなのか。

 2回目の試験を終えて「機械」と「法規」が残った時点で参考書の見直しを検討した。ネットで今一度合格に適した参考書はどれかと調べていくうちと「これだけシリーズ」はあくまでも合格点(60点)ぐらいしか取れないレベルのものだと書かれていたりした。確かに、2回試験を受けてその印象はあった。だけど、読みやすいのは確かなので60点分の知識は「これだけシリーズ」で勉強し、それ以上の「重箱の隅を突く」的な部分の知識の習得はネットを利用するといいと思う。

 あと、過去問は絶対にやると思うので、過去問の解説でさらに知識が深まる部分もある。ということで、「これだけシリーズ」がある程度抵抗ない程度になったら一度過去問に目を通すのが良いかなと思う。「機械」を勉強しているときは過去問をやり始めてからグングン伸びていったた気がする。

 そして、参考書を読んでいくにあたっての大事なポイントはとにかく毎日コツコツと読むこと。そして最初はわからなくても振り返らずにとにかく計画を立てて読み進める。参考書を何周かすると、次に読んだときに「あー、確かこの項目にはこんなことが書かれていたな」という記憶がだんだん濃くなってくる。その積み重ねが重要だとぼくは感じている。そのうちに当たり前の知識になってしまえば基礎は出来ていると自信が持てるようになる。

 ということで、「これだけシリーズ」を選んだ人はとにかく読みまくってください。一発合格なのか科目合格を目指すのかはわからないけど、今この時点では自分の無理のない程度で毎日コツコツと読むことが大事です。サボったら倍読まなくてはいけないと思ってとにかくコツコツ毎日読むことです。


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