ビジネスっぽい話?

 先日書いた「選手の年俸はいくら?」という記事で、bjリーグのサラリーキャップが6600万円と書いたけど、08−09シーズンからは上限が増えて7600万円になったようです。コメントをもらって気がつきました。あまり調べもせずに書いてしまったんで、申し訳ないです・・・。つーか、ウィキペディアで調べたんで本当に正しいのかもわかりませんが・・・。

 最近はオリンピック熱も冷めつつある今日この頃です。そして、JBLやbjリーグで新入団選手の話題とかもあり、気分的にバスケモードに突入しつつあるかな〜、って感じです。スポーツとしてのバスケはもちろんとして、ビジネスといった観点からも興味があるので、最近はそのスイッチが入りつつあります。とにかく、スポーツビジネス関係の記事をネットで探しまくって読みまくっているし、スポーツマネジメントレビューを読んだりと頭が膿みそうな日々を送っているわけです(笑)。

 最近、スポーツマネジメントで注目を集めているのは浦和レッズの経営じゃあないかな。06シーズンの営業利益は70億円越え。05シーズンがおよそ58億円だったかな。06シーズンは優勝賞金とがで増益したらしいので、実際は60億円規模の経営だとか。それにしても凄い。プロ野球の楽天も初年度から黒字経営だったとかで、楽天の球団経営を見るとその他の球団の経営がいかに杜撰なのかがわかるとか。まあ、楽天の場合は初年度ということで初年度特有の売上増があったことは確かですが。

 浦和レッズの記事を読んでいると「損失補填契約の解除」という言葉を多く見かける。この「損失補填契約」とはなにかというと、「Jリーグスタート時には母体となる大企業(浦和レッズの場合は三菱自動車工業)が支援する契約。具体的には、プロ野球に倣い、親会社は広告宣伝費として計上し、無税となるよう契約」ということらしい。簡単に言うと「赤字だったら親会社が補填しますよ」ってことだよね。これは見方によると「企業スポーツの域を出ていない」ということになるらしい。

 つーことは、浦和レッズの場合、親会社との損失補填契約を解除したことで正真正銘のプロチームになったということになるのかな。とはいえ、他のプロチームが親会社に損失補填をもらうことがダメと一概に言うことはできないと思う。親会社もチームもそれで納得してチーム運営が円滑にいっているなら何の問題もないし。ただ、親会社から損失を補填してもらうことが「企業スポーツの域を出ていない」ということも確かで、こうなると親会社の経営状況次第でチームの存続も危なくなる可能性もあると思う。企業スポーツが衰退していったように。

 で、フェニックスの場合はどうかというと、もともとオーエスジーのバスケ部だったこともあって、オーエスジーはフェニックスの親会社であることは間違いないと思う。オーエスジーのホームページを見ると「スポーツ活動」としてフェニックスを紹介しているし。bjリーグがシングルエンティティという経営システムをとっているので、オーエスジーとフェニックスがどういう関係にあるのかはちょっとわからないけどね。地域に根ざしたチームづくりをするのであれば、浦和レッズのような経営をして欲しいなあ、と思っています。具体的に言うと・・・まだ勉強中です(笑)。


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