小永吉陽子さんのブログ「LIVE BASKETBALL!」で今回の徳島でのアジア選手権についての悲劇が書かれていますね。協会の内紛が招いた悲劇。
小永吉さんのコラムを見ると何か書きたくなってしまうんだよな〜。いい刺激になるというか。ただ内容をパクっているだけかもしれない(笑)。
前々回のブログで「意外とひ弱だった日本代表」とタイトルをつけたんだけど、このタイトルに「ムカッ」ときたバスケファンも多いのではないか、と思っている。別にそーいう意味でつけたわけじゃないんだけどね・・・。今さらながらアレはまずかったなあ・・・、と後悔している。
一部では「協会に属していない選手を使わないから(bjリーグの選手のこと)」という意見もあるけど、それはどうですかね。ハッキリ言って今回の惨敗は選手個人の問題ではないと思う。もっと言うとbjリーグの選手が選ばれてもダメだったと思う。
アジア選手権の試合結果を見ると、本当によく点を獲られている。ディフェンスがなってない。
その反面、得点もよく獲っている。折茂選手や川村選手といったアジア屈指(世界屈指?)のアウトサイドシューターがいるし、青野選手や桜木Jr選手といったインサイドの強い選手もいて、そして五十嵐選手や柏木選手、桜井選手のようなスピードがあって速攻の先頭を走れる選手もいた。オフェンスのバランスは良かったと思う。
点を獲るというのはチームの連携もそうだけど、ある程度個人の能力がないと獲れないと思う。だから、得点が獲れていたということから、今回選出されたメンバーが間違っているとは思えない。
まあ、bjリーグの選手ならばもっとできた、という可能性もあるけど。
今回、書きたいことはチームディフェンスの強化が甘かったんじゃないか、ということ。体格的にも能力的にも他の国に劣るんだから、組織で守るようなディフェンスをして欲しかった。レバノン戦でのマッチアップゾーンは非常に良いと思ったけど、その時だけしか威力を発揮しなかったし、それしかなかった。
確かに合宿を見た限りでは、速攻の練習ばかりやっていてディフェンスが強化されている印象はなかったけどね。リバウンドはそれなりにやっていたみたいだけど。
バスケはオフェンスの華やかに魅了される部分が多いと思うけど、勝負となると別でディフェンスが重要になってくる。いかに相手に気持ちよくプレイさせないか、がポイントになってくる。そういう意味では、トヨタ自動車の古田選手なんかはそういうディフェンスができてるなあ、とJBLのファイナルを思い出してしまった。
今後日本に必要なのは、日本人ならではの組織力を活かしたチームディフェンスとディフェンスする際の精神的肉体的なタフさではないか、と思う。あとは「相手をこれだけの点数に抑える」という明確な目標があったほうがいいような気もする。日本の攻撃力から見ると、相手を70点台に抑えられれば堅いと思う。しかし、強豪国に70点台で抑えるというのは相当キツイと思うけど、なんとかならないかな(笑)。
ちょっと余談。
なんかの記事で読んだけど、五十嵐選手の合宿についてのコメントだけど「長袖を着ないと汗も出ない」と言っていたらしい。それって本当か?と疑ってしまうよね。なんつーか、選手達も戸惑っていたのかな・・・とも思ってしまう。
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