ちょいと前に、BSでドラマ「ハゲタカ」の再放送をやっていて、もちろん録画して一気に見ました。その再放送も6話分をぶち抜きで放送してくれたので大変ありがたかったです。たぶん、これでハゲタカを見たのは3回目ぐらいですが、何度見ても面白いです。録画したものはハードディスクの容量の関係で削除してしまったけど、今度DVDを買ってしまおうか検討中です。
2、3話で登場する「サンデートイズ」や4、5、6で登場する「大空電機」といった会社はぼくの勤める会社とダブる部分があります。一族経営だったり、「会長」と呼ばれる創業者の存在が大きかったり。ドラマの設定ではあるけど、そういう会社が経営危機に直面しているのを見ると、我が社もいつかはそうなるのでは、と感じる部分はあります。
今回の再放送は、中小企業診断士の勉強をしながらの視聴だったので、より内容を理解することができたと気がする。5話で鷲津さんと西野さんがテレビで対談するシーンがあって、その時の鷲津さんのセリフがかっこよくてシビレタ。
「主力商品である、冷蔵庫を発売開始したのは、昭和何年ですか?」
「高倉工場の従業員の数がわかりますか?」
「半導体の設備投資にいくらかけているかわかりますか?」
「業務部門の損益分岐点、キャッシュフロー、国際競争力のある技術はどれで、他社に任せた方がいい部門はどこですか?」
「それもわからず、会社経営が出来ますか?」
このセリフを聞いて、我が社の取締役といった連中がこういうことをしっかり把握しているのかなあ、と考えてしまう。もしかして言葉の意味もわからないんじゃないか、と。財務会計の科目では財務諸表から経営分析を行うけど、我が社では実際誰がやっているんだろう。まあ誰かがやっているんだろうけど(笑)。ぼくの近い人物に取締役の人がいるけど、その人はどれくらい経営について知っているんだろう、といつも感じてしまう。
中小企業診断士の内容を勉強すれば直ぐに経営者になれるわけではなく、実務というか実際にそれぞれの会社の内情に沿った経験が必要になるとは思う。ただ、中小企業診断士の勉強が経営者としての基礎知識を与えてくれることには間違いないと思う。どんな分野でも、基本があってそれに経験を加えていくことで本当のエキスパートになれると思う。この会社の人は基本的に経験ベースなので、基本的な知識も必要じゃないかと思ったりもする。
話は逸れたけど、実際に自分の会社が「サンデートイズ」や「大空電機」みたいになったときに、自分が中小企業診断士の勉強することによって会社に貢献できるような存在になりたいと思っています。今はどっちかというと現経営陣に対しての反抗心で勉強しているけどね(笑)。ぼくの目標はハゲタカに登場する企業再生家(ターンアラウンドマネージャー)の芝野さん。鷲津さんも捨てがたいですけどね(笑)。どっちを目指すにしても、もっと勉強して努力して頑張らないといけないですね。しかし、このドラマを見るたびにモチベーションが高まります!
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