レイカーズ、アウェーで初黒星

 レイカーズの2連勝で迎えたファイナルの第3戦はマジックのホームゲーム。結果はマジックがホームで意地を見せて108−104で勝利。この勝利でマジックはチーム創設以来ファイナルで初の勝利となりました。ペニーとシャックがいたときのファイナルはロケッツに4連敗だったんですよね。この初勝利で勢いに乗っていけるかどうか。マジックは第2戦の後半から自分たちのペースを取り戻しつつあって、この第3戦では3ポイントこそ少なかったものの、チームカラーである早め早めの積極的なオフェンスを見せてましたね。

 レイカーズも決して悪くはなかったけど、ディフェンスで苦労していたように思います。マジックのアウトサイドを警戒することで3ポイントのアテンプトを減らすことには成功しているものの、インサイドに切り込まれてジャンプシュートを打たれるケースが多かった気がします。ハワード以外はどんなシチュエーションからでもシュートを狙える感じですからね。この試合はマジックのシュートタッチが良すぎたって印象もあるんで、レイカーズはそれほどダメージはないかもしれませんね。ただ、最後にコービーのミスで負けたってのはナゲッツ戦でもありましたね。第4戦のコービーは恐いぞ〜(笑)。

 レイカーズのオフェンスは良かったと思います。コービーはこの試合31得点なんだけど、そのうち17得点を1Qで稼いでいます。そして、2Q以降は、コービーにダブルチームにきたところを早めにフリーの選手にパスを回してこの試合アシスト8。ガソル、オドムが相変わらず好調で、これにファーマーやアリーザも絡んでチーム得点は100点を超えているので、負けたとはいえ第4戦も期待できる内容だったと思います。4Qで最大8点放されても追いつけるメンタルがありますからね。まあ、逆に言えば、そこから(同点に追いつかれてから)勝ちにもっていけたマジックのメンタルの強さも感じますが。レイカーズについて強いて言えば、フリースローの確率が徐々に下がってきているんで、そこらへんをもうちょっと集中して欲しいですね。

 マジックはチーム全体のシュートタッチが良かったですね。試合を終えてフィールドゴール%が62.5%ですからね。3ポイントが少なかったのは以外だったけど、そのことがレイカーズディフェンスを翻弄したのではないでしょうか。18得点以上が5人もいて、その中でもこの試合の勝利の立役者はアルストンではないでしょうか。ホームに戻って期待通りの活躍だった・・・と言いたいけど、チームが波に乗りかけたときにターンオーバーを犯してしまったり、まだまだ課題はあると思います。ターコルーがコートにいない時間帯にアルストンがしっかりとポイントガードの役割を果たすこと必要ですね。この活躍で今後ネルソンの出場時間は減りそうですね。

 第3戦はマジックの良い部分が全面に出て勝利できたので、第4戦以降も期待できる・・・と言いたいところだけど、レイカーズはプレーオフに入って連敗していないんですね。マジックはホームで連勝を狙っているとは思うけど、なかなか楽には勝たせてもらえないと思います。ぼくは第4戦はレイカーズが勝利すると予想。まあ、ここまでの3戦はすべて勝敗を的中させてます。マジックが勝つ条件を挙げるならば、ターンオーバーが10以下だったら勝てるかもしれません。いまだにターンオーバーが多いですからね。ターンオーバーと言えば、先ほども書いたように、終盤に2点差を追う場面でコービーの痛恨のミスがあったので、第4戦はコービーに注目ですね。


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