イーストは1勝1敗のタイ

 ヒートとペイサーズのイースタンカンファレンスファイナルもすでに第2戦まで終了。

 第1戦はオーバータイムまでもつれる接戦。4Q終了間際のポール・ジョージの値千金の同点3ポイントシュートにはシビレタ。さらにオーバータイム終了間際にも3ポイントシュートのファールからフリースローをきっちり3本沈めて勝ち越しに成功。これぞチームのエース!。残り2秒で1点勝ち越したペイサーズの勝利かと思いきやレブロンがポール・ジョージを抜き去り、ヒバートをベンチに下げたペイザーズゴールがガラ空き・・・。レブロンのブザービーターにて試合は決した。

 第2戦はペイサーズが先行する形でゲームは進み、終盤にヒートが逆転する場面もあったけどペイサーズも粘りを見せすぐにリードを奪い返すという大接戦に。残り1分を切ってペイサーズが2点リードの場面で、第1戦でブザービートを決めたレブロンがなんと2度のパスミス。36得点とチーム牽引してきたレブロンは最後の最後に立て続けにミスをしチームを勝利に導けず。

 とにかく、このシリーズは接戦続きで面白過ぎですね。ぼくはニックスを破って勝ち上がってきたペイサーズを応援しているんだけど、本当にペイサーズはタフなチームですね。王者ヒートと互角に戦っている。というよりも、ペイサーズに分があると思っている。それはインサイドがヒートよりも強いということ。ヒバートの安定感はハンパないですね。あとビッグマンなのにフリースローを苦手としていないのも素晴らしいの一言。シリーズを通じてヒートはヒバートに苦労し続けるだろうね。

 第1戦で活躍したウエストもペイント内でも強いしミドルレンジもあるんで相手ディフェンスが相当苦労している。とにかくペイサーズのインサイドは強力なんだけど、逆に考えるとシリーズを通じてこのインサイド陣が安定して活躍し続けないとシリーズ突破はないと見ている。

 逆にガード陣がヒートのディフェンスに手を焼いている。特にヒルが苦労している。ヒルはオフェンス型のポイントガードで、自分でドリブルをしている時間が長く、ヒートはここをダブルチームで潰しにきている。するとヒルで24秒をほとんど使ってしまい、その後のシュートがタフショットになるケースが多い。ただし、そこからヒバートにボールが入った場合はきっちりと決めきれているので、そこがペイサーズオフェンスの生命線になっている気がする。

 ニックスとのシリーズで活躍したスティーブンソンもレブロンやウェイドにマッチアップされてなかなか持ち前の積極的なオフェンスを披露できていない。スティーブンソンあたりはもっとファールがもらえるプレーができそうだけどね。ポール・ジョージもしかり。まあ、ポール・ジョージは終盤になるとエースらしい勝負強さを見せてくれるので頼もしい。ポール・ジョージはディフェンスではレブロンをマーク。攻守において大変な役割を担っているけど、これが将来につながる良い経験になるのは間違いない。まだ23歳だからね。

 第3戦ではペイサーズがガードのところでボールをどう処理するのか注目して見ていきたい。ボールの回りがもっとスムーズになればオフェンスのリズムができてきそうな気がする。まあ、ヒートのディフェンスはそうはさせないだろうけど。あとはヒートの3ポイントシュートに警戒するべきでしょう。ここまではヒートのアウトサイドはそれほど決まっていないけど、これが決まり始めると一気にヒートのペースになってしまう気がする。

 第3、4戦はペイサーズのホームゲームなんで最低でも1勝1敗で乗り切って欲しい。第1、2戦を見るとファールのコールがホームチーム寄りになっている気がするんで、今度はペイサーズがその恩恵を受けたいところ。そうすればインサイドはもっと楽になるんだけどね~。


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