レイカーズ、チャンピオンへのシナリオは・・・

 前回のブログで「レイカーズ、第6戦は勝つよ(笑)」って冗談っぽく書いたけど、本当にレイカーズは第6戦を勝利しました。まあ、勝ってもらわないと終わってしまうわけで・・・。スコアは89-67とややロースコアな感じ。3、4、5戦のアウェーラウンドを1勝2敗で終え「崖っぷち」状態、もしくは「ノックダウン寸前」状態でやっとのことでホームコートに戻ってきました。やっぱりホームコートアドバンテージってこういう大一番では勝つための重要な要素なんですね。

 レイカーズは序盤からコービーが好調で、さらにはガソルやアーテストといったあたりもゴールへと積極的に攻めていた。ここ数試合のオフェンスのリズムの悪さが嘘のように選手たちが躍動していた。ガソルがインサイドで存在感を示すのも重要だけど、アーテストやファーマー、ブヤチッチあたりのアウトサイドが効果的に決まってくれないとレイカーズの得点は伸びてこない。第6戦で一気に得点差をつけられたのは、そういった選手が「普段どおり」の活躍ができていたからだと思う。

 あと考えられる勝因といえばリバウンドぐらいでしょうかね。コービー、ガソル、オドムが二桁リバウンド。チーム全体では52-39と圧倒。序盤でパーキンスが怪我で戦線離脱した影響も少なからずあるだろうけど、レイカーズのインサイドでのアグレッシブさが久々に見られた試合でもあった。そのわりにレイカーズのファールが少なく、セルティックスに与えたフリースローもこのシリーズで一番少ないような気がする。

 というか、レイカーズの勝因というよりも、セルティックスが悪過ぎたというべきかもしれない。パーキンスが怪我で早々いなくなってしまい、インサイドのバランスが崩れたのは間違いない。そしてデイビス、ウォーレスが得点「
0」では負けても仕方が無い。チーム全体のFG%が33.3%と低調ぶり。レイカーズのディフェンスが良かったとはいえ、ペイント内のイージーなシュートを何本外しただろう。この第6戦の試合内容を見て第7戦の予想するのはかなり難しいところ。それだけセルティックスは悪過ぎた。

 レイカーズは勝つには勝ったけど、第7戦はどうなんでしょうか。セルティックスが悪かったとはいえ、レイカーズのオフェンスは100点届かず。最後はセカンドユニットの対決になったけど、コービーもガソルも残り3分近くまでプレイしていたし。ここ数試合よりも確かにオフェンスが良くなったように見えるけど、セルティックスディフェンスを攻略するまでには至っていないのが心配の種。コービーではなく、ガソルがどのようにオフェンスの起点になれるのかが第7戦のポイントではないでしょうか。

 とはいえ、パーキンスの怪我の雰囲気からして第7戦の出場は厳しいと思うので、レイカーズのインサイドが有利になったことは間違いない。早い時間帯にガーネットとウォーレスあたりをファールトラブルに誘えることができれば、かなり勝つ確率は高まると思う。それが逆にガーネットの闘志に火をつける可能性もあるけど。パーキンスの怪我を「チャンス」と思って攻めるのではなく、普段どおりにインサイドを攻めていけばおのずと勝機は見えてきそうだけど。

 泣いても笑っても残り1試合となったNBAファイナル。レイカーズが勝ってチャンピオンになるに越したことはないけど、最終戦までもつれたシリーズの行方を手に汗握ってテレビに釘付けになる・・・、ファンとしてはこれ以上ない至福の時ですね。どんなプレイも見逃さずに一喜一憂したいと思います。これまでの予想は外れてきたけど、「第7戦までもつれて最後はレイカーズが勝つ」というところは是非当てておきたいところですね。会社休んでリアルタイムで見たい!


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