昨日から家では「まんがと図解でわかるドラッカー」を読み、会社の休み時間は中小企業診断士のポケットテキストを読んでいます。ドラッカーさんの本は「なるほど!」と思うことが多いですね。自分の会社を思う浮かべながら読むと面白いです。診断士のテキストは、家では普通のテキストを、会社ではそれに連動してポケットテキストを読んでいこうと思ってます。
ドラッカーさんは「企業の目的は利益の追求ではなく、顧客の創造である」と言ってますが、社内でいろいろ話を聞いていても「顧客」という言葉などほとんど聞かれず、「売り上げ」とか「利益」という言葉の方が多く耳に入ってきます。顧客を創ることが利益につながっていく。わかっているけど、会社を運営する為には「カネ」が必要であり、どうしてもそこに目がいくのは仕方のないことだと思いますけども。
今日は、取引先の営業マンが年始のあいさつに来て面白いことを言っていました。「浜松市は4輪や2輪の製造業が盛んだったが、最近は海外などに移転してしまって浜松市の景気が落ち込んできている。これは他の業界にも影響を及ぼしていて、基幹産業の衰退するとそれで飯を食っていた人達の家計を圧迫する。すると他の嗜好品なども売れなくなる。経済というのはさまざまなものが絡みあっている。」
ぼくは自動車関係の仕事をしていないので、けっこう「他人事」だと思っていたけど、実は自分の生活にも影響を与えているんだなーと。そういうところの観察する能力が診断士なんかは必要なんでしょう。
そういう話を聞きながら思ったことがあって、世間の景気などといった情報はいろいろなメディアで知ることができて、みんな「いろいろ知ってるぞ」みたいな感じで話をするけど、じゃあ自分の会社のことはどれぐらい知っているのか。自分の会社のことってわかっているようで、実はけっこう知らないと思うんです。まー、社員にいちいち言わないですからね。
つーか、経営学は面白いっすね。逆に経済学は読んでると眠くなってきますけど(笑)。
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